学校長挨拶

人に愛される人、信頼される人、尊敬される人になろう

 本校は昭和38年、近畿大学創設者世耕弘一先生が自らの生誕地である新宮市に創設されました。
 学園は世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録された紀伊半島の最南端に位置し、太平洋・市内が一望できる小高い丘にたたずむ恵まれた教育環境にあります。
 本校の教育は、近畿大学の建学の精神「実学教育と人格の陶冶」のもと行われ、その精神を受け継ぎながら、未来型志向の大学をバックボーンに、校訓「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人になろう」を基本理念としています。一人ひとりの個性を生かした進路目標を達成させるとともに、相互敬愛の精神を育む教育をめざし、紀南地方唯一の私立進学校としての輝かしい実績と伝統を築いてきました。

個別指導の充実をはかる

 「学習指導と人間教育の統一」をモットーに学力の向上と人格形成を目指すため、個別指導の充実をはかるチューター制度を実施しています。
 生徒一人ひとりの状況や個性に応じて「学習のペース・進路相談や受験プランの作成、総合型選抜入試・推薦入試での面接・小論文指導」など、きめ細かい指導を行ない学力の向上をはかります。
 人間教育では厳しさのなかにも温かみのある生徒指導で、「挨拶」「身だしなみ」を重点に基本的な生活習慣の確立と個性の尊重を心がけています。また、「知力・体力・精神力」を備えた全人格教育をめざす学校づくりを推めています。

自ら学問する環境作り

 生徒一人ひとりを大切にすること、専門的知識に秀でていること、教師という職業に誇りを持つことなど、教師として大切なことはたくさんあります。その上で、「生徒自身が自ら主体的に考え、自ら学問しようとする環境作り」の実現のため、情熱あふれる教職員が時間を厭わず取り組んでいます。

校長先生
近畿大学附属新宮高等学校・中学校
校長 池上 博基